サーチコンソールの検索アナリティクスと検索クエリの使い方について解説するよ!

B!

こんにちは、前田屋です。

今回の記事は、ブログアフィリエイトの初報酬の出るスピードが3倍早くなるサーチコンソール(旧ウェブマスターツール)の使い方を解説するよ!の記事の続きになります。

で、今回のテーマは、

  • サーチコンソールを使うとどんなメリットがあるのか?
  • そのメリットを具体的な作業に落とし込む方法。

について書いていこうと思いますので、あなたがもし

今あるブログをより良くしたいけどのその方法が分からない!

って場合にはかなり役立つのではないのかぁと思います。

では早速中身に入っていきますね!

サーチコンソールから得られるデータとは?

ブログを開設してからある程度記事が溜まってくると重宝するのがサーチコンソールで取得できる「検索アナリティクス」や「検索クエリ」のデータです。

これらはブログを開設した初期の段階では取れませんが、
記事をアップしていくことで獲得していくことが可能になります。

獲得できるデータをザックリとあげると、

  • どんなキーワードでどれくらいブログにアクセスがきているのか?
  • どんなキーワードでどれくらい検索結果に表示されているのか?
  • 検索結果の表示回数に比べてアクセス数はどれくらいあるか?
  • どんなキーワードでどれくらいの検索順位にあるか?

    といったところです。

    ”誰がどんな風にしてブログに来ているのか?”

    これが明確になるようなイメージですね。

    そして、これらを指標にすることで自分の描いていたターゲットのイメージと実際に来ているターゲットのズレを修正していくことができます。

    つまり記事の修正や改善をしていったり、
    新しい方向性で記事を書いていくこともできるということです。

    なので、お客さんの需要に沿った情報発信をしやすくなります。

    検索アナリティクスのデータの見方

    難しいわけではありませんが、覚えておくと為になるので、
    どうやって検索アナリティクスを見るのかってことをご紹介しておこうと思います。

    まずはサーチコンソールにログインしてください。
    サーチコンソールのログインページはこちらをクリック

    ログイン後、下記の赤枠にあるように「検索トラフィック」→「検索アナリティクス」を選択します。

    ページが切り替わったら下記赤枠の全てにチェックを入れていきます。

    これで詳しいデータを見ることができるようになりました。

    たとえば、僕の別ブログの検索アナリティクスは下記のような感じです。

    ちなみにこのブログはまだ構築中なので、それぞれの数値は低くアテになりませんが、解説のために公開します。

    では、クリック数や表示回数などをどんな風に見えていけば良いのか?

    これからこの検索データを活かすためのコツを書いていきます。

    検索アナリティクスの「クリック数」

    下側赤枠にある「クリック数」では、

    各キーワードごとのアクセス流入数

    を見ていくことができ、
    上側はそれらの「合計クリック数」を見ることができます。

    ちなみに「クエリ」の列にキーワードが書かれているのですが、
    そのクエリの一番上の「キーワード」で369回検索エンジンからアクセスがあった(指定期間内に)ということになります。

    これを知ることでどんなキーワードでブログにアクセスしてきているのかが一目で分かるので、

    • そのキーワードに関連する記事を増やす
    • そのキーワードでマネタイズできる方法を考える
    • そのキーワードから派生させて他のキーワードでもアクセス数を増やす

    といった改善が可能になります。

    では次をみていきましょう。

    検索アナリティクスの「表示回数」

    上図が指しているのは、
    あなたのブログが「検索結果に表示された回数」になります。

    つまり下図のように検索ユーザーが検索をした「検索結果に表示された回数」のことです。

    勘違いしている方もいらっしゃるのですが、
    あくまでも表示した回数であり、そこからブログへアクセスが来た数字というわけではありません。

    そのためこの表示回数は、クリックされていないけど、
    検索結果には表示されていた回数も含まれているということです。

    この数字が多いにも関わらずクリック数が少ないという場合には、

    「タイトルが検索ユーザーの興味を引けていない」

    という証ですのでタイトルの改善を検討することができます。

    検索アナリティクスの「CTR(クリック率)」

    こちらはクリック率を数値化したものです。

    要は先ほどご紹介してきた「クリック数」と「表示回数」を割った数字を載せてくれているということです。公式にすると、

    「クリック数÷表示回数=クリック率」

    といったものを表しているということですね。

    こちらの数字を見ることで、

    • クリック率が低い=タイトル改善の余地がある
    • クリック率が高い=そのタイトルを他にも応用する

    などの改善・新たなアイディアを得ることができます。

    検索アナリティクスの「掲載順位」

    こちらの掲載順位は、各キーワードの検索結果における掲載順位です。

    上側の赤枠ではそれらの平均掲載順位が表示されています。

    ここを見ることによって、

    思いもよらないキーワードが上位表示されていた...

    なんてこともよくあるので是非参考にしてみてください。

    それでは以上が検索アナリティクスの見方の解説になります。

    次はこれらデータを参考にどうやって改善点や新たな方向性を見出していけば良いのかって話をしていこうと思います。

    検索アナリティクスから分かる改善点や新たな発見

    これらのデータを見ていけば先に挙げた

    • どんなキーワードでどれくらいブログにアクセスしているのか?
    • どんなキーワードでどれくらい検索結果に表示されているのか?
    • 検索結果の表示回数に比べてアクセス数はどれくらいあるか?
    • どんなキーワードでどれくらいの検索順位にあるか?

    を見ていくことができますので、それらのデータをキーワード選定や新たな記事作成の参考にしていくことができます。

    検索キーワード

    先ほどご紹介した通り、検索アナリティクスのクリック数を見ることであなたのブログにどんなキーワードで検索エンジンからどれくらいのアクセスがあるのかが見て取れます。

    上図では検索結果で1回以上表示されたことのあるキーワードが表示されていて、上記には最大999個のキーワードが表示されます。

    ここから予め狙っていたキーワードの検索順位や、
    そのキーワードからどのくらいのアクセスがあるのかを知ることができるんですね。

    一方で「狙っていないキーワード」で検索結果に表示されていたり、
    そこからアクセスがあることも普通にあります。

    それらは自分の意図しない検索キーワードでありながら、
    自分のコンテンツに対して「検索需要の高いキーワード」ということになります。

    つまり、

    見込み客はこんなキーワードで検索しているんだ

    ということに気付くことができるので、
    そのあとの記事作成や過去の記事の改善の参考にすることができるということです。

    また、そのキーワードが記事タイトルやタグに入れた覚えのないようなものであれば、明らかにそのキーワードのライバルが「少ない」「弱い」ということになりますので、そのキーワードの表示回数やクリック数が多ければ多いほど

    ”お宝キーワード”

    だということが分かります。

    その場合は実際にそのキーワードで検索を掛けて「どの記事が表示されているのか」を確認し、その記事タイトルや記事内容、タグにそのキーワードを入れていくことでSEOを高めていくことが可能です。

    CTR(クリック率)と掲載順位

    また検索アナリティクスではキーワードごとのCTR(クリック率)や掲載順位も見ていくことができます。

    そして、これらから得られるデータも参考にできる点が多くあるのでご紹介しますね。

    ◯CTR(クリック率)

    ◯掲載順位

    もちろんことですが、掲載順位が高く、クリック率(CTR)も高い場合は、
    そのキーワードで上位表示されながらブログにアクセスが来ているということなので問題ありません。

    そのクリック率(CTR)の指標としては下記の資料が参考になります。
    (引用元:http://www.naoc2520.net/entry/search-console-4th)

    このグラフの横軸は「掲載順位」を指しており、
    左から1位、1.1~2位、2.1~3位・・・という風に階層に分かれています。

    一方縦軸は、その階層ごとにクリック数と掲載順位を計算して階層ごとのクリック率を示しているんですね。

    要するに掲載順位が1位であればクリック率は「50.90%」、
    2位であれば「35.35%」のクリック率があれば問題はないということです。

    逆にいうと、これら平均の数値を下回っているような状況であれば、
    その記事は改善の余地があるということです。

    で、、

    検索結果に表示されているのにクリックされない(アクセスされない)ということには以下2つの原因が考えられます。

    1. タイトルで興味を引けていない
    2. ディスクリプションで興味を引けていない

    タイトルというのは下図ですね。

    ディスクリプションは以下になります。

    既に検索結果には上位表示されているため、
    これらを改善していくだけでクリック率を上げていくことができるようになります。

    要はサイトへのアクセス数を増やすことができるます。

    ただ、この際はあくまでも関連性のあるタイトル及びディスクリプションを設定していくことを抑えておいてください。

    また「掲載順位が高くても検索表示回数が少ないキーワード」については、そもそものキーワード自体の検索需要が少ないということが分かります。

    よって、そのキーワードで結果が出ない場合はキーワードそのものを見直していく必要があります。

    ただそのキーワードの検索需要が少なくても、
    そこからのクリック率も高く収益化ができているのであれば、
    ニッチなお宝キーワードということになりますので何の問題もありません。

    一方で、

    「掲載順位が低い(2ページ目や3ページ目など)のに表示回数が多いキーワード」

    については、

    • 上位のサイトにはユーザーの悩みを解消するコンテンツがないキーワード
    • 何サイトも読み込んでいくほど需要が高い(悩みや欲求が深い)キーワード

    ということになりますので、
    その掲載順位を上げていくことに注力することでより大量のアクセスを見込んでいくことが可能になります。

    その場合も実際にそのキーワードで検索をして、

    「どの記事が表示されているか」

    を確認し、

    「その記事タイトルや記事内容、タグにそのキーワードを入れていく他、
    検索上位にはないコンテンツを追加、修正して検索ニーズに沿ったコンテンツを作成する」

    ことでより上位表示を狙いアクセスを大幅に上げていくことが可能です。

    もちろん、こういった「上位表示を狙う」という目的があったとしても、お客さんが求めている記事を作成し、自然な形でキーワードを盛り込むようにするのがポイントになります。

    また、「検索順位が低いのにクリック率が高いキーワード」についても同様です。

    ただその場合は既に興味を引けているタイトルやディスクリプションになっているということですので、記事の内容のみを追記、修正していくだけでOKだということになります。

    以上、検索アナリティクスと検索クエリから読み取れるデータの活用法を解説してきました。

    これらの知識を身に付けていくと、さらなるコンテンツ改善におけるポイントなども見えてくると思いますが、まずは今解説してきた内容を抑えていただければ問題ないんじゃないかなぁと思います。

    また、ここまで読んでいただくと分かる通り、
    これらのデータを使うことによって、

    • あなたのサイトへのアクセス数を上げることができる
    • よってそのサイトからの収入を上げることができる

    といったメリットがあるにも関わらず、
    使っていない人が意外に多いのが現状です。

    実際に記事を書いて検索アナリティクスや検索クエリを見ていくと、
    新たな「気付き」や「改善点」がどんどん見つかりますので是非ブログ集客に活かされてください。

    ブログアフィリエイトにおける具体的なSEO対策とは?

    ここまで「検索アナリティクス」と「検索クエリ」を活用して記事を改善していく方法をお伝えしてきました。

    もちろん、その改善にあたって必要となる考え方や知識などについてもご紹介してきたつもりではありますが、
    実はあともう少しだけ抑えておいて欲しいSEOがあります。

    一手間加えるだけで結果が数倍、将来的には数十倍にも変わってくるのであれば、それをしない手はありませんよね?

    個人的にはGoogleさんを追いかけるようなSEOをする必要はないと思っていますので、その一手間っていうのはGoogleさんの●●アップデートなどに関係のない部分をやっていきます。

    大げさではなくこれらを記事の執筆ごとに設定しておくだけで、そのSEO効果は数倍、数十倍にも上がり、それに連れてあなたの収益も伸びていくので是非設定しておいて欲しいですね。

    その具体的なSEOの内容については以下の記事にまとめておきましたので、一度ご覧いただければと思います。

    では、今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

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